No.162 甍は寺の大棟の両端に載せる鴟尾であった。
世界樹Ⅳが出るそうですよ!R研二年目既製です。ところで、どうも、前回の更新からしばらく間が空いてるようですね。
ちょっと故郷の岐阜へ戻っていまして、初めに思ったのは「瓦屋根がある」ということです。聞くところにも北海道に瓦屋根はほとんど無いそうで、雪が積もるとその重みに耐えられないのだとか。風景の違いというのはそうやって生まれるわけです。ちなみに、瓦というと黒色を連想しますが、沖縄やフランス、イタリアなどのヨーロッパの国では赤瓦を使いますね。面白いのはイギリスで、劈開性のある粘板岩という自然石で葺きます。黒っぽい、平たいイメージの屋根がそれです。
TRPGにおいて、プレイ中の僅かな時間にやたら多くの情景描写など入れるのは無理ですし、そもそも冗漫でしょう。ごめんなさい。無いと寂しいですので、シナリオに関わりそうな部分とあとは、その世界、風景を良く印象付ける部分をちょいちょいと。その程度です。
そこで、町や建物の描写をするとき、その屋根を説明するのはいかがでしょうか。日本の風景にしても、黒瓦で葺けば"昔ながらの"日本家屋になりますし、テンプレ農村風景には桧皮葺や茅葺屋根が似合います。スレート葺や金属葺屋根は量産型の現代住宅をイメージさせますし、杮葺や銅葺は寺社建築の為にあるようなものです。トタン葺や板葺でバラックに、戦後風景の演出には使えるでしょう。先の沖縄の漆喰固めの赤瓦や、北海道の急勾配の金属屋根もいいものです。海外に目を向ければそれこそキリがないほどです。少佐の演説風にしたいくらいですね。諸君私は屋根が好きだ。
このように、一言二言屋根について描写するだけで、場面がずっと具体的になります。舞台となる建物が色付きでイメージできます。簡単ですので皆さん是非一度お試しください。
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